騒音源の位置・形状 (1) 工業騒音


・騒音源となる機械・装置の位置や大きさをマウスでクリックすることによって入力します。

・騒音源の周波数特性、および騒音源の時間変動データを、ライブラリで入力したデータの中から選択します。

・日本の予測手法を用いる場合、建設機械や車両騒音については、オーバーオール単一値による予測計算も選択可能です。


騒音源の位置・形状 (1) 発破騒音(工業騒音)


・工業騒音の騒音源として、トンネル発破によって発生する騒音の定義を行うことができます。

・トンネル坑口の形状、切羽における音響エネルギレベル、長さ、内部の吸音性状、坑口の防音扉の挿入損失等の定義を行うことができます。


騒音源の位置・形状 (2) 道路交通騒音−①


・騒音源となる道路の位置や長さをマウスをクリックすることによって入力します。

・道路表面から発生する音、および高架構造物音の裏面から発生する音の音響パワーレベルを、車種ごとの速度や走行状態、舗装種、橋梁タイプなどのパラメータを用いて算出します。

(ASJ RTN-Model 2013)

騒音源の位置・形状 (2) 道路交通騒音−②


・道路交通量は 1時間ごとに24時間分を入力することも、昼/夜の時間区分で入力することも可能です。

(ASJ RTN-Model 2013)


騒音源の位置・形状 (2) 道路交通騒音−③


・走行状態を選択し、速度を入力することによって音響パワーが自動で計算されます。

・排水性舗装による補正値も自動計算されます。

・ジオデータベースで入力された地形の起伏を認識し、音響パワーの縦断勾配補正を自動で含めることが可能です。

(ASJ RTN-Model 2013)

 

騒音源の位置・形状 (2) 道路交通騒音−④


・ 6 種類の橋梁タイプを選択し、自動で高架構造物音の音響パワーを定義することが可能です。

騒音源の位置・形状 (2) 道路交通騒音−⑤


・高架橋の構造の設定を行うことが可能です。

・高架橋の防音壁として先端改良型防音壁を選択することができます。

・高架裏面の反射性状を定義することができます。

・「統一型遮音壁」と想定される場合、背後の騒音低減効果を見込むための設定を行うことが可能です。


騒音源の位置・形状 (2) 道路交通騒音−⑥


・「トンネル」オブジェクトを用いて、トンネルの設定を行うことが可能です。

・トンネル坑口の形状、および長さ、内部の吸音性状の定義を行うことができます。



騒音源の位置・形状 (2) 道路交通騒音−⑦


・掘割・半地下道路に、指向性点音源モデルによる簡易計算法を適用することが可能です。

・道路幅、道路高さ、開口幅、道路内部の吸音性状、吸音ルーバ-による挿入損失等、パラメータを基に、 仮想点音源から発生する音響パワーレベル、および指向性を自動で算出します。



騒音源の位置・形状 (3) 鉄道騒音


・騒音源となる鉄道の位置や長さをマウスでクリックすることによって入力します。

・騒音源は転動音、モーターファン音、高架構造物音のそれぞれのパワーレベルを設定します。

・等価騒音レベルと最大値の計算が可能です。