固有振動数と減衰比測定

機械や自動車部品などの構造物が持つ固有の振動特性を把握するために、インパルスハンマや加振器を用いた周波数応答関数の測定ができます。半値幅法やヒルベルト変換を用いた対数減衰率から減衰比を演算することもできます。

型名 品名 数量
DS-5100 メインユニット 1
DS-0526 6ch 40 kHz 入力ユニット 1
OS-5100 プラットフォーム 1
OS-0522 FFT解析機能 1
OS-0512 ハードウェア接続機能 1

※上記構成は、「6ch FFTセット」です。

事例:円筒型シリンダの固有振動数と減衰比測定

モーター・OA機器の異音周波数帯域の特定

異音問題が発生した際、その周波数帯域を特定することが求められます。収録したデータにIIRやFIRフィルタをかけて視聴することで、迅速に異音の周波数帯域を見つけられます。

型名 品名 数量
DS-5100 メインユニット 1
DS-0523 3ch 40 kHz 入力ユニット 1
OS-5100 プラットフォーム 1
OS-0522 FFT解析機能 1
OS-0521 デジタルフィルター機能 1
OS-0512 ハードウェア接続機能 1

※上記は一例です。

事例:ギアの良否判定指標を検討

事例:モーター・ポンプの異常振動解析

回転機器のトラッキング解析計測

モーター、発電機、トランスミッションなどの回転体から発生する音や振動について、各次数成分がどの回転速度で大きくなるかを把握するための計測ができます。インバータが発するスイッチング信号を起点としたキャリアノイズのトラッキング解析(オフセットトラッキング)もできます。

型名 品名 数量
DS-5100 メインユニット 1
DS-0526 6ch 40 kHz 入力ユニット 1
DS-0542 2ch 外部入力ユニット 1
OS-5100 プラットフォーム 1
OS-0522 FFT解析機能 1
OS-0523 トラッキング解析機能 1
OS-0512 ハードウェア接続機能 1

※上記構成は、「6ch トラッキングセット」です。

トラッキングカーソル連動 実演

モーター、エンジンなどのねじり振動計測

エンジンのクランクシャフトやプロペラシャフトなどにおいてねじり振動が原因で軸の破損や騒音振動の問題を引き起こします。そのため、ねじり振動を計測しねじり共振の現象を把握する事が重要です。

型名 品名 数量
DS-5100 メインユニット 1
DS-0526 6ch 40 kHz 入力ユニット 1
DS-0542 2ch 外部入力ユニット 1
OS-5100 プラットフォーム 1
OS-0522 FFT解析機能 1
OS-0523 トラッキング解析機能 1
OS-0512 ハードウェア接続機能 1

※上記構成は、「6ch トラッキングセット」です。

事例:ねじり振動計測例

超音波領域の振動計測

100 kHzユニットとレーザードップラ振動計を用いることで、インバータ、圧電素子、MEMS、ボンディングマシン超音波ヘッド部、超音波洗浄槽などの超音波領域の振動計測を行うことができます。


型名 品名 数量
DS-5100 メインユニット 1
DS-0532 2ch 100 kHz 入力ユニット 1
DS-0545 2ch 信号出力ユニット(※) 1
OS-5100 プラットフォーム 1
OS-0522 FFT解析機能 1
OS-0512 ハードウェア接続機能 1

※加振器を使用する計測の場合必要になります。

屋外・工場の計測、車両走行時の計測

バッテリユニットがあれば、屋外や工場など電源が用意できない場所でも振動・音響計測が可能になります。

型名 品名 数量
DS-5100 メインユニット 1
DS-0526 6ch 40 kHz 入力ユニット 1
DS-0501 バッテリユニット 1

※O-Solution Liteのビューア―機能があればライセンス不要で、現場においてレコーディングが可能です。

事例:室外機の音響振動計測

構造物振動状態の可視化

O-Solution に ME'scope を組み合わせると、モーターや自動車ボディ等の構造物の固有振動周波数、及び振動形状を可視化することができます。多チャンネル構成にすることで多点同時測定が行えるので測定時間を大幅に短縮することができます。

型名 品名 数量
DS-5100 メインユニット 2
DS-0526 6ch 40 kHz 入力ユニット 7x2
DS-0545 2ch 信号出力ユニット 1
OS-5100 プラットフォーム 1
OS-0522 FFT解析機能 1
OS-0512 ハードウェア接続機能 7x2
AX-9055 筐体間接続ケーブル(3m) 1
- LANケーブル(筐体間接続用) 1

※右写真の例のように加振器を使用する計測の場合必要になります。
※モード解析、実稼働解析を実行するには別途、実験的モード解析システムソフトウェア ME'scope が必要です。 ME'scope は株式会社システムプラス様の製品です。