• 中期経営計画「Challenge StageⅡ」の概要

当社グループは、2019 年度を初年度とする中期経営計画
「Challenge StageⅡ」を策定いたしました。



当社グループを取り巻く事業環境は、主要顧客であります自動車業界におけるCASE やMaaS に代表される大きな変革の時代を迎え、
これまでにない速さでめまぐるしく変化しております。この変化に対応し、更なる成長を遂げるため、
当社グループの長期ビジョン(将来ありたい姿)、またこのビジョンを実現するための戦略を合わせて策定し、ビジョン実現に向けてこの3年間で実施すべきことは何かとの視点を取り入れて計画を策定いたしました。

※ CASE :Connected、Autonomous、Shared、Electric
MaaS :Mobility as a Service


当社グループにおける中期経営計画の位置付けは、以下の通りです。





長期ビジョン(将来ありたい姿)

「はかる・わかる・つながる」技術でお客様と共創し、社会に安心を提供する

当社グループでは、創業の精神である「誰もやらないから挑戦する価値がある」、また経営理念である「産業のマザーツールで、社会に貢献します」「『先義後利』で、社会と共に歩みます」、および「らしさ」である「はかる(数値に真面目)・わかる(専門家の集まり)・つながる(柔軟な現場対応)」を、時を経ても変わらないもの、守り抜くものとして、基本理念と位置付けております。 これらを基に、当社グループが社会へ具体的に提供できる価値を「安心」と見定め、お客様をはじめとしたステークホルダーと共に創り上げていく、そのような企業でありたいとの想いから、長期ビジョン(ありたい姿)を定義いたしました。





中期経営計画「Challenge StageⅡ」概要

本StageⅡは、将来を見据えた上での「変革期」であると捉え、以下を強力に推進してまいります。





基本方針

One Stop Solution で次の10年も必要とされる共働パートナーに

中期経営計画 Challenge StageⅠでは、「One Stop Solution」を合言葉として掲げ、これに沿った活動を展開し、一定の成果を上げてまいりました。StageⅡでは更なる深化を目指します。





基本戦略

基本方針を達成するため、今後3年間で挑戦すべき基本戦略を定めました。

1. 新市場への挑戦
マーケティング力の強化と、保有技術をベースとした課題解決型アプリケーションの展開により、新市場開拓に取り組みます。また、エンジニアリング領域でのスキル向上によりまして、新規ニーズ 開拓を進め、ブランド優位性を確立いたします。

2. 新技術への挑戦
現在保有している技術と、社外から取り込んだ先進技術を一体化し、開発リソースを集中させることで、当社独自の技術を創造し、新商品、および新サービスを開発してまいります。

3. コト事業への挑戦
計測、解析、課題解決、ベンチ運用等をエンジニアリングすることでコト事業を確立し、同時にそこから得られる市場情報を、いち早く商品へとフィードバックする体制を整えてまいります。

4. 挑戦する組織
従業員が各種施策へ果敢に挑戦していくための組織力の向上に取り組みます。同時に、素早い情報の展開と共有により、組織全体のパフォーマンスの向上を目指します。