DG-1270とGS-1613(1μm用)センサーを使い偏芯量を測定し、OK/NG判定をリレー出力することができます。
下図は丸棒の偏芯測定の一例です。
<操作手順>
GSセンサーを丸棒に当てます。
DG-1270にスタート信号を入力します。
丸棒を回転させます。
DG-1270にRenge(Max−Minの差)が表示され、コンパレーターが動作します。
表示が安定したら、コンパレート結果(リレー出力)を読み取ります。
丸棒の回転を止め、丸棒を取り出し、測定終了します。
(1)に戻り次の測定に入ります。
<DG1270の設定>
- MODE-1 : Aモード(またはBモード)
- MODE-2 : ピークホールド RANGE
- コンパレーター出力: UPPER設定値 ≦ 表示値 の出力を使います。


(注)
- スタート信号でRange表示がゼロ(Max値=Min値 同じ値で、その値は現在のGSセンサーの変位値)になります。
- スタート信号の前に、リセット信号を入力すると、ゲージの現在位置を変位ゼロにしてから測定します。