電圧レンジオーバーの検出は、入力のフィルタ(A、B、C特性)の前か、後か?

(微小レベルの音を計測していますが、A特性フィルタをONにすると、オーバー表示のLEDが消えるが、波形が変。電圧レンジを大きくすると、正しい波形になるが。)

入力電圧レンジのオーバの検出は、入力フィルタ(A,B、Cなどの周波数重みのフィルタ)のあとで、実施しています。その検出は、DS-2000シリーズのフロントエンドユニットの1部である入力アンプユニットで行っており、その検出結果は、ユニットのLEDに表示され、また、図1のように、ソフトウェアに情報として表示されます。そのため、低周波成分の信号を減衰させるA特性フィルタをかけた場合は、まれに、入力レンジオーバーが検出できない場合がありますので、ご注意ください。対処の仕方としては、フィルタ選択をFLATに設定した状態で、オーバー表示LEDが点灯しないことを確認の上で、入力フィルタを設定するようにしてください。図1は「入力 → 電圧レンジ → Set2フィルタ設定」を開いた様子を示します。

 

図1


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