エンジン等の回転体に付属している部品の強度安全性を確認するためには、頻度解析による疲労解析では行えません。なぜなら、回転体から常に繰り返し応力を受けるため、いつかは疲労破壊に至ることになるからです。そのため、部材の受ける応力が疲労限度線図内に入っているかどうかの確認が重要になります。その解析は、回転体の 回転速度と負荷により実測して確認することにより行われます。 本製品は、ノートPC で 7ch の信号から、回転速度毎の最大応力値と最小応力値を計測し、また、あらかじめ入力された初期応力も加味して、その部材の疲労限度線図上で実稼動応力がどのような挙動を示すかをリアルタイムでモニターでき、かつその安全率を求めることができます。
特長
生波形をメモリーする方式のため異常応力の確認ができ、その周波数成分が回転速度の次数としても計測されるので対策を立てやすくなります。
ノートPCで 7ch の同時解析(ノートPCではオプションで 15ch、デスクトップPCで 15ch、DS-2000 使用時は 16ch まで可能)
応力解析と周波数解析が同一データで行えます(スペクトル3次元表示)。
初期応力は、解析後でも変更できます。
30 種類の部材の疲労限度線図の登録ができます。
システム構成例
応力波形解析では、頻度解析による疲労被害による解析と、もう一つ、回転体廻りの部材の、安全性を確認する手法として、回転トラッキング解析があります。
回転体廻りの部材は、回転速度、負荷により、繰り返し応力を受けるため、頻度による、疲労被害予測は意味を持ちません。そこで、部材の材料のもつ疲労限度線図での解析となります。
応力波形を解析して、この疲労限度線図により、安全性の解析を行います。
表示例
応力トラッキングの解析例です。左上の図は、横軸 回転速度縦軸応力振幅で、計測された応力振幅(緑)とそれに対応した限度応力(赤)が表示され安全性の確認が一目で行えます。その左下の図は、同じく横軸 回転速度で、縦軸は、応力値で、最大応力、最小応力(上下の赤)と平均応力値が表示されます。中央上の図は、横軸平均応力、縦軸応力振幅の応力限度線図上に、計測結果が表示されます。右側の図は、左上の応力振幅でサーチカーソルで指定した任意の 回転速度での応力の波形が右下にその周波数解析のスペクトラムが表示されます。この1画面で、1チャンネルの全ての情報がモニタ ーできます。また、解析中も表示されます。
基本仕様
上記が最高周波数となりますが、上記以下のサンプリング周波数 は1000Hzまで選択できます。
*Windows® 2000,Windows® XP, Microsoft® Excel は、米国Microsoft Corporationの米国およびその他の国における登録商標または商標です。
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