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聴感実験ソフトウェア WS-5190
手間のかかる聴感実験の準備、実施、集計を簡単に効率よく行うためのPCソフト
DS-2000 製品紹介
「音質評価とは」(技術レポート)
製品カタログ (PDF)
音響・振動技術相談

データ画面(聴感実験ソフトウェアWS-5190デフォルト画面)販売終了

これまで聴感実験は実験企画者が評価語が書かれた紙を被験者に配布し、実験者が一定のタイミングで再生する音に対し被験者が鉛筆などでマークする方法が主流でした。そのため、多くの被験者の情報を管理したり、実験終了後に被験者から得られたデータを整理し分析を行うことは非常に手間のかかることでした。
WS-5190はそういった聴感実験の準備、実施、集計を効率よく行うためのPCソフトです。SD(Semantic Differential)一対比較法に対応しています。

回答者が一人で実験を進められるスタンドアローン型とパソコン同士をネットワークで接続することにより、最大6名まで一斉に実験できるクライアント・サーバ型の両方の使い方ができます。
実験結果は性別、年齢などにより選別し、所定の書式でテキスト形式のファイルに出力できるので、市販の統計解析ソフトウェアで各種解析するためのファイル変換作業が必要ありません。

 

Blue dot WS-5190 のご紹介アニメーション(MOVIE)
    2分 (FLASH 746 kB)
左記MOVIEをご覧頂くには、お使いのブラウザに MacromadiaFlashPlayer が組み込まれている必要があります。お持ちでない方は下記アイコンのサイトにて「FLASH PLAYER」をダウンロードしてください。
Get macromedia FLASH PLAYER

特長

  • 準備が簡単

50組の代表的な評価語が既に登録されているので、提示音に使うWAVEファイルをドラッグして登録するだけで準備OKです。
校正付きの録音機能でWAVEファイルを作成することもできます。

  • 実験パターンの作成が簡単

実験パターンの作成は、リストの中から評価語と提示音を選び、回答待ち時間をセットするだけで完了です。
実験前に被験者に表示する説明文やサンプル音を設定することもできます。

  • 実験が簡単

≪スタンドアローン型≫
実験パターンを選び、自分の名前を入力するだけで、あとは画面の指示に従って回答を選ぶだけなので、誰でも簡単に実験を受けることが出来ます。

≪クライアントサーバー型≫
PCをネットワーク接続することで、6名までの被験者に同時に実験を受けてもらうことができます。

  • 結果の出力が簡単

期間、年代、性別など選ばれた条件に合うデータだけを抽出します。どの市販の統計解析ソフトでも解析できるよう、テキスト形式で結果を出力します。また、音質評価パラメータ(※2)も結果ファイルに付与できるため、解析ソフトを利用して独自のパラメータ量を作り出すことも可能になります

  • データ管理が簡単

実験パターンのフォルダ単位で移動できるので、データのバックアップがエクスプローラで簡単に出来ます。
別の場所で追加実験を行なうときにもパソコンごと移動する必要がありません。また、実験パターンの設定内容や回答結果が全て(※3)テキスト形式のファイルで保存されているのでメモ帳で履歴を追跡できます。

※1:一対比較法はシェッフェの方法を採用しています
※2:音質評価パラメータの計算には音質評価ソフトWS-5160が必要です
※3:提示音はWAVE形式です

イラスト(WS-5190 測定作業の流れ) 1.名簿の作成
個人情報を含む、被験者名簿の作成。
実験時には名簿作成時に入力した個人情報を使い、大きな名簿から必要な被験者を抽出して個々の実験に必要なリストを作成します。

 2.評価音の作成
実験に使う評価音を録音します。適当な音であるか再生して確認することができます。
音の大きさを調整したり、フィルターを掛けたり、長さを調整するといった編集機能は、持っていませんがWS-5150/5160/5510と組み合わせることで編集機能を操作できるようになります。
(WS-5190とそれらのソフトの間をリンクさせることができます)

3.実験計画
実験手法は「SD法」と「一対比較法」の2種類。評価に使う言葉はオーサライズされている物がいくつか用意されているので、選択して使用することができますが、自分で追加・変更することもできます。また、お客様によっては、標準で備えている手法では対応できない可能性もありますが、その場合カスタムで対応することも可能ですので、是非ご相談ください。ラウドネスやシャープネスといった音質パラメータを聴感実験の結果に付与することもできますが、それにはWS-5160が必要です。

4.実験
クライアント・サーバ型とは実験を主催するオペレータと実験を受ける被験者のパソコンをネットワークで接続しておこなうやり方です。一度に6台の端末までコントロールすることができます。
対話型とは実験がセットアップされたパソコンを被験者が受け取り、パソコンの指示に従って一人で実験を進めていくやり方です。対話型では操作が制限され、実験内容の改変や他の被験者の情報は見ることができません。 

5.結果の出力
結果はCSV形式のファイルとして出力されるので、エクセルの関数や市販の多変量解析ソフトなどを使用して結果を出すことになります。

 

画面例

被験者はヘッドホンから聞こえる音の印象を画面上の選択肢から選びます。

SD法
データ画面(SD法「この音はどのように感じますか」)
一対比較法  

データ画面(一対比較法「後の音を初めの音と比べると、どのように感じますか」)

 

構成図

イラスト(システム構成例)

仕様

<推奨パソコン仕様>

OS:Windows® 2000またはWindows® XP
CPU:Pentium® Ⅲ800MHz相当以上
メモリ:256MB以上
ディスク空き容量:1GB以上
解像度:1024×768以上

<価格>

<ソフトウェアのみ>(税込
(パソコン、サウンドボード、および周辺機器は含まれません)

*Windows® 2000,Windows® XP, Microsoft® Excel は、米国Microsoft Corporationの米国およびその他の国における登録商標または商標です。
*Pentium®は米国Intel Corporationの米国及びその他の国における登録商標です。

Revised: 2011/08/22


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