材料の持つ重要な音響性能の一つに吸音率があります。 その材料に音が入射したとき,どの周波数がどの程度の割合で、音のエネルギーを吸収するかをあらわす量です。適切な吸音性能(各周波数における吸音率)を持つ材料を用いることで,室の用途に対して室内の残響を最適にしたり,室内・外の空間の騒音を低減させることが可能です。 ある試料にあらゆる角度から音が入射するように、音がよく拡散する残響室を用いて、測定対象物(材料)を設置した時としていない時の残響時間から、吸音率を計算します。 なおこの方法で、測定対象物が椅子のように複雑な形をした単体として扱えるものや、カーテンやブラインドのように、JIS規格で定められているものに関しては、等価吸音面積を計算します。
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ある試料に入射する音のエネルギー(右図の「入射」)と、反射しないエネルギー(右図の「吸収」+「透過」)との比が、吸音率です。 極端な例として、開放した窓のようにそこに何もなければ、音のエネルギーは全く反射されないので、吸音率は1となります。逆に入射した音のエネルギーが全て反射すれば、吸音率は0となります。
吸音率の算出方法は、まず試料の等価吸音面積を次式より求めます。

次に、等価吸音面積と試料の面積から吸音率を求めます。

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吸音材 |

個別吸音体 |
機器構成
対応規格
規格の詳細をPDFファイルとして閲覧することが出来ます。下のリンクページ右上段にある「日本工業標準調査会」ボタンにマウスオーバさせると現れる記載に従ってください。
測定データ例
測定事例
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建築材料の吸音率
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防音壁の吸音率
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その他吸音性能を要求される材料等
| ポイント
- マイクロホンは残響室の平面及び垂直面に対してランダムに配置する
- 発信源としてのスピーカは部屋の角に壁向きに設置する
- スピーカの信号源にはDS-2000内蔵のピンクノイズを使用する
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| 小野測器では、本アプリケーションによる測定を、音響・振動に精通したコンサルティンググループで承っております。詳しくはこちらのページを参照下さい。 |
Revised: 2006/09/19 |