エンジン振動からの回転計測
ディーゼルエンジンでは、コモンレール式や分配式等が増え、従来の燃料噴射管の収縮を利用した計測方法(例えば、当社ディーゼルエンジン回転検出器 CP-044+ディーゼルエンジン回転計 GE-1400 の組合せ)では計測しづらくなってきました。ここでは、それに変わる方式として エンジン振動を利用して、エンジン回転を計測する方法をご紹介します。 もちろん、この手法は、ピストンの動きに伴いエンジン全体が振動するレシプロエンジンにも有効です。
加速度検出器をエンジン筐体に取付、エンジン振動を検出し、その信号を FT-2500 アドバンストタコメータで、振動周波数成分を FFT 処理することにより、周期性のある複雑な信号を、基本(1次)周波数と整数倍の高次周波数とに分解し、基本周波数より、エンジン回転速度を計算します。
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測定原理
FFT 処理とは、ある周期性を持った複雑な波形を基本(1次)周波数と、整数倍の高次周波数とに分解する処理のことです。(左図参照) これにより周波数の次数毎のパワースペクトラムが得られます。
FT-2500 はこの FFT の処理技術を応用した回転計となります。 これにより、下図のような加速度ピックアップからの複雑で微細な信号でも、FFT 処理することにより、その下のデータのようなパワースペクトラムが得られます。 この回転1次、もしくは、高次成分により、回転速度が求められます。
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