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図1にビビリ音の発生部位を示します。図2にレインカバー部から発生したビビリ音の対策前後の FFT
解析結果を示します。対策前後で高域成分のレベル差は確認できますが、ビビリ音そのものを特定し抽出することは困難です。
図3には同じ音源について、対策前後の変動音解析結果を示します。対策前は変動周波数(縦軸)が 50 Hz
で、音の高さ(横軸)が 1 kHz、1.5 kHz、5 kHz
付近を交差する升目の変動量が大きくなっているのに対し、対策後は着目した升目の変動量が小さくなっていることがわかります。対策前後の変動量としては約
97 %減と大幅に減少しています。
従来の FFT
解析と比較して、変動音解析は音の変動量にフォーカスすることでビビリ音の定量化が可能になります。対策前後の効果も数値表現できるため、設計の標準化にあたり非常に効果的であると考えられます。
この事例では、更に検討を進め、今後ビビリ音評価/
対策の判定閾値設定(設計標準化)、およびビビリ音発生源の特定(設計効率化)を検討しています。
設計標準化については、ある変動周波数/
周波数に対し、どの程度の変動量を 抑えれば良いかを定めること、設計効率化については、変動周波数/
周波数のマッピングから発生箇所を特定すること、各々についての可能性について進めています。 |