|
セラミックプレートの打撃の条件として、床面の接触を安定させるために 15 mm 厚のスポンジを使用しています。
初めに、正常なセラミックプレート打音の周波数解析を行います。今回の試験では、加振点を中央並びに端点にとって測定を行いましたが、周波数応答関数のピーク値は周波数約 5 kHz (5.3kHz)に集中していることが求められています。
<中央加振>
<端点加振>
次に、不良品のセラミックプレートの打音の周波数解析を行います。不良品の打音の周波数は正常なものに比べ、周波数応答関数のピーク値に周波数軸上ばらつきがあり、かつそのピーク値そのものも低くなっています。また、加振点を中央並びに端辺にとって打撃しても同等の結果が得られたことから、この不良品は、表面又は内部に何らかの欠陥を有しており、このため剛性が低くなっていると考えられます。
<中央加振>
<端点加振>
通常、内部に欠陥を有する場合、聴感上鈍い音となりますが、これは減衰が大きいことを示しています。ただし、この減衰は微妙なことが多く、聴感上で定量化することは困難です。
|