三次元音響インテンシテイ計測と
音色シミュレーション手法を用いた効率的な騒音低減方法
三次元音響インテンシティ計測を用いて、対象騒音源の発生源ごとの場所の特定(周波数に分解した音源探査)を行ない、併せて、その周波数成分のうちどの成分が聴感上比重が大きいかを、音色シミュレーション手法により決定します。
三次元音響インテンシティ計測により、周波数ごとに音の発生場所が分かるため、部品レベル、構造位置レベルでの対策場所が明確になり、さらに音色シミュレーションによって対策後の効果のシミュレーションが行なえるため、 実験に要するコストを抑え、効率的な対策が可能となります。
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機器構成
型名 | 品名 | 備考 | |
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1 |
DS-2100 | マルチチャンネルデータステーション | マルチチャンネル (Max 20 ch) |
2 |
DS-0285 | SI マイクロホンユニット | |
3 |
DS-0271A | 1ch 信号出力モジュール | DS-2100メインユニット内に内蔵 |
4 |
MI-6420 | 3次元音響インテンシティプローブ | |
5 |
同上用マイクロホントラバースシステム | 受注生産。パソコンからプログラムにより自動スキャン。 | |
6 | MI-0620 | 音圧位相差校正器 | MI-6420用音圧位相差校正器 |
7 | DS-0225 | 3次元音響インテンシティ測定ソフトウエア | |
8 |
DS-0250W/0251 | スループットディスク機能 /ファイルエクスポート機能 | |
9 |
WS-5150 | 音色シミュレーションソフトウェア |
測定データ例
1.三次元音響インテンシティデータ収録
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2.代表音圧連続時間波形収録
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3.卓越周波数の抽出
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4.音響インテンシティマップ用周波数成分の抽出
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5.音響インテンシティマップ解析
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ポイント
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小野測器では、本アプリケーションによる測定を、音響・振動に精通したコンサルティンググループで承っております。詳しくはこちらのページを参照ください。 |
Revised: 2006/09/19