温度による影響

当社ゲージセンサーの精度は 20 ℃ の温度で定められています。

 

20℃ 以外の温度での精度は、温度が安定した時点でカウンタをリセットすることで、検出部分に使用しているガラススケールの温度による変化分のみを考えれば良くなります。

 

当社の検出用ガラススケールは、9 × 10−6/Kの線膨張係数をもっています。
ある温度下(A℃)では、20 ℃ を基準温度として、100 mm ストロークのセンサーの場合、フルストロークで 9 × 10−6 × 100(mm)×(A − 20)mm の誤差が 20 ℃ での精度に加わります。
追加される誤差分は、50 mm ストロークさせた場合は上記の1/2、30 mm ストロークさせた場合は上記の 3/10 となります。 これは分解能には関係なく、ストローク量に依存する誤差です。

 

また、温度変化による 0 点の変化量は、ガラスの変化分(ガラスの全長に対する検出部の位置により異なります)、スピンドルの変化分、センサーを保持している治具部分の変化分などが相互に影響するため、定量的には示せません。



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